企画時間:7/28 9:30~

企画場所:第2展示場(一般公開)

企画紹介

今年、久しぶりになる、児童向けSFのシリーズ『SFショートストーリー傑作セレクション』が発売されました。しかも、昭和の日本SF、小松左京、筒井康隆、星新一、平井和正等の作品をメインにするという今までにない編纂です。

多くの作品が書かれたのは、昭和30~40年代。東京でオリンピックが開かれ、大阪では万国博覧会の準備が進んでいました。各社から競うように児童向けSF全集が発売され、それが学校図書館に並び、アポロの打ち上げが中継され、宇宙が身近になった時代でした。一方で、まだテレビや(固定)電話のない家庭も少なくなく、自家用車もクーラーも普通のうちにはない贅沢品。ましてスマホやネットは影も形もなかった時代です。

それは、乱暴にいってしまえば、もはや「時代劇」の世界に近い世界なのです。

その当時の価値観を背景にした作品の魅力を、いかにいまの子ども達に伝えるのか?また、どう紹介すれば、これらの作品を起点に読書の幅を拡げて貰うのか、そんな課題に編者の日下三蔵さんと挑みます。

出演者:日下三蔵