企画時間:7/27 18:30~

企画場所:807

企画紹介文

今、急速に発達している人工知能(AI)。その発達の影には、SFの影響が大きい。SFが技術の発達をもとに物語を紡ぐ一方で、多くのAI技術が、SF作品のビジョンに影響を受けてきた。掃除機ロボット、Roombaで有名なiRobot社は、アシモフの「われはロボット」から社名を付けた。昨今話題になっている、技術発達の特異点=シンギュラリティも、もともとはヴァーナー・ヴィンジの発想によるところが大きい。 本企画は、このようなSFとAIの相互作用の関係を取り上げる。講演者は「AIxSFプロジェクト」メンバーであり、SF・ファンタジー作家、日本SF作家クラブ理事の長谷敏司氏、技術発達の特異点(シンギュラリティ)をテーマとした作品を訴求し続けるSF作家の山口優氏、プロジェクト代表であり、人とAIとの相互作用を研究テーマとする筑波大の工学研究者の大澤博隆氏の3名である。AI技術の歴史や昨今のSF作品の動向、SFにおけるAI技術の調査の分析結果(日本SF作家クラブ協力)を通じて、いまのSFがどのように技術発達に影響を与えているか、また逆に、AI技術が今の作家・作品の発想をどう変えつつあるか、そして我々の文明の特異点(シンギュラリティ)がどのように訪れるか、議論する。

出演者:大澤博隆 長谷敏司 山口優