企画時間:7/27 11:00~

企画場所:904

企画紹介

去年、長崎五島列島沖や若狭湾にて旧日本海軍の潜水艦を発見したニュースが世間を賑わしました。 これらの探査を行った「ラ・プロンジェ深海工学会」の代表理事である浦環による講演です。 ガンダム(プラモ)は射出成形で作られています。日本の射出成形機は世界を席巻しています。そのおおもとのモデルは、ドイツのISOMA射出成形機で、1944年ドイツの潜水艦U-511(「艦これ」にて「呂500」として認識されている方も多いかと思います)によって、はるばる喜望峰を回って、海の中を通り、運ばれてきました。それから70年、私たちはプラスチック成形品に囲まれて生活しています。プラスチック成形品は華々しく脚光を浴びています。一方、ISOMAを運んできた潜水艦は、若狭湾に沈没していて見捨てられていました。2018年6月、最新の海中技術を使って私たちのチームは潜水艦を発見しました。U-511を取り巻く多くの潜水艦達の苦労は、当時は想像もしていなかった夢のような世界(今の世界)へと花開いたのです。レーダー技術もその一つです。これを70年前の「SFの種まき」と言って何のばかることがありましょう。海の底に消えてしまった種まき達の曼荼羅「潜水艦曼荼羅」と、蘇らせた海中技術を紹介します。新たな海中技術は、新しい曼荼羅を作り出すはずです。

出演者:浦環